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目覚しい進歩と共に

過去20数年の間に、技術の目覚しい進歩が見られるようになり、かつての“怖い”というイメージはかなり改善されてきているのではないでしょうか。徐々に医学会も、美容外科の必然性を認めるようになった証拠に、大学病院の形成外科内に美容外科を設置するところも増えてきています。しかしあくまでも形成外科の中の美容外科ですから、従来の美容外科のように、思い通りの手術をしてもらえるとは限りません。美容外科は、さらに美容歯科をも生み出しました。相変わらず大人気の二重まぶた手術に加え、純白の歯を目指す、ホワイトニングという新たな分野で、まさにトータルビューティーを目指し始めています。さらに、多汗症や脇下のニオイ改善、しみ・そばかすの改善など、皮膚科が参戦し、たるみ・しわの改善などからアンチエイジングという新規分野も開拓されました。もはやかつての形成外科から離脱したばかりの頃とは、大きくかけ離れつつあります。そもそも、美容外科の目的は、人間改造そのものよりも、心の底にある深いコンプレックスからの解放です。患者自身も、本来の目的から離脱して、自分自身を見失わない冷静さも必要かと思います。身を挺して自身の醜い体を世間にさらした、かの女性の尊い犠牲を、単なるお茶の間の話題にしてはいけないのでは?と思います。

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